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ニューヨークでのヨガ生活

トリコナサナ ~ 三角形のポーズ

ヨガのクラスを取ると必ずと言って良いほど、出てくるポーズの一つです。 

まずタダアサナからはじめます。 両足を大きく開き、足首が両手を広げたときに手首の真下にくるようにします。 右足を90度ターンさせて、左足は右回りに少しつま先が斜め前に向くようにします。 この時点で膝のまわりの筋肉をぐっと上に持ち上げるようにして、足を緊張させます。 くれぐれも膝はロックしたり、伸ばしすぎたりしないようにしましょう。 両腕を肩の高さまで上げ、両手の指先からエネルギーがでていくような感じで真っ直ぐ伸ばします。 このとき、肩は下げ胸を大きく開け、少し胸骨が心持ち上に向くような感じに持って行きます。 この姿勢をくずさずに、右手を前方に引き伸ばし、ヒップから上を右手の方向に倒していきます。 これ以上伸ばせないところまできたら、ゆっくりと右手を向こう脛に置くか、またはブロックを右足の外側においてそこに手を置きます。 また足首をつかんだり、人差し指と中指を足の親指をくるりとつかむ、ヨギック・トーロックを取る事もできます。 

ここで大切なのは、手を床につけたり足首に持っていくことではなく、脇から腰にかけての胴の横が両側とも真っ直ぐ伸びきっていることです。 このポーズは、手を床に持っていかなきゃ!っていう焦りから、上体が前のめりになったり、下になるわき腹がむにょって曲がってしまったり、はたまた脚を曲げてしまったり。 あくまでも脚は真っ直ぐです。 左足の外側をしっかりと床につけ、左側のヒップは少し前かがみするようにし、右脚の膝は足の第2指に向くようにします。 胸は空に向けてツイストする感じです。 脚も胴も真っ直ぐだと、体の硬い人は太ももぐらいにしか手が届かない場合もありますが、ちゃんとしたあらインメントを崩すより、手を太ももに置く方がこのポーズ、効果的です。 

左手は真っ直ぐ空に向けて伸ばし、手のひらは正面に向かせます。 ここでも両肩は耳から遠ざけてリラックス。 視線は左手の先を見つめますが、首がつらい方は、正面を向いたままか、又は右の足元を見つめていてもOKです。

このポーズ、20秒~30秒ほど、ゆっくりと息をしながらホールドします。 終わったあとは息を吸いながら体を水平に戻し、もう片方のサイド(左足を90度、右足を斜めに入れる)に移ります。

トリコナサナは脚の筋肉を強化、ストレッチするだけでなく、ヒップや肩、背筋のストレッチにも効果的です。 ストレスや心配事発散ポーズとしても知られていますし、消化器の働きも良くしてくれるという優れものです。 

トリコナサナ ~ 三角形のポーズ_b0052192_1425959.jpg

by takusukila | 2005-01-08 14:26 | ヨガ

1986年渡米。2001年にヨガに出会い、そして2004年7月7日、最愛の拓と暮らし始めました!  http://masako.yoga

by takusukila