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ニューヨークでのヨガ生活

陰ヨガのクラス!

先週、陰ヨガのティーチャー・トレーニングを受けておりました。
陰ヨガと出会ったのは6年前のワークショップで。
そして今回は別の先生との出会いから、願い叶って(笑)1年後にTTを受講する事が出来ました。

去年Corinaのワークショップを受けてから、定期的に彼女のクラスを受けてきたんですが、彼女の陰ヨガに対する愛情を感じます。 実はCorina、フィラデルフィアから毎週1時間半のクラスのためにNYまで通い続けているのです! 陰ヨガを広めるために。

今回のトレーニングには20人が参加。 こらからもっと広まっていくんじゃないかと思います。
陰ヨガって、地味だからか、NYではあまり見かけないんですよね。 

トレーニングの最終日、朝一番に陰ヨガのクラス1時間半やったんですが、これがまた・・・今までになくすごかったです。 感じる事は皆同じなのか、クラスのあと皆が感想を言い合うのですが、皆ぶっ飛んでました(笑)。 私自身は言葉に出来ないぐらい、何かに浸っていたので(笑)、個人的に休憩時間に彼女に「朝のクラス・・・何がなんだか分からないけど、すごかったわ・・・」と言うと、Corina自身も、「いや、私もびっくり・・すごい『気』を感じたわ。 あのシークエンスまたやろうと思うけど、同じようにはならないのよね。 あの時にあのメンバーであのシークエンスだから、成り得た事よね。」と笑ってました。 

というワケで、陰ヨガクラス、やります!(笑)

アストリア・スタジオにて、毎週火曜日の夜7時と木曜日の昼1時から、両方とも1時間半のクラスです。 

陰ヨガは主に股関節、脊椎、肩などの関節と、筋肉や内臓を覆っている筋膜(fascia)に働きかけるヨガです。 それらに働きかけることで、経絡を刺激し、内臓の働きも良くしていきます。 

一般的に靭帯や腱といった組織は縮む事はあっても、伸びる事は殆どありません。 骨と骨、または骨と筋肉を繋げているので、筋肉のようにストレッチされては、安定感がなくなるわけです。

が、だからと言って靭帯や腱を運動させないと、縮まる一方なのです。 

昔は手術後は安静第一、と言われていましたが、現在の病院では、手術直後から、歩かされたり、フィジカル・セラピーが始まります。 というのも、靭帯や腱が固まってしまうと、稼動域が制限されてしまい、ちゃんと体が動かなくなってしまうから、なんだそうです。 

陰ヨガの第一人者で、Corinaの先生でもあるPaul Grilley氏曰く、陰ヨガはそれだけで完結するヨガではなく、陽とされる筋肉を動かす運動も必要である、と。 ただ、陽である筋肉には陽的な運動を、そして陰である靭帯・腱・筋膜には陰的な運動が必要だと。

そして何と。 関節の潤滑油の働きをする、骨液。 この中にはヒアルロン酸が含まれているのですが、それを増やしてくれる働きもあるのでは、と言われてます。  

陰ヨガではポーズを3~5分、キープします。 そうする事で、靭帯・腱・筋膜を無理なくストレッチさせていきます。 ポーズは座るか寝てやる簡単なものばかりですが、5分キープするのが、かなーり辛い時もあります(笑)。 でも皆でやれば怖くない!・・・ぢゃなくて、この「効いてる」感じがはまってしまう理由のひとつなんじゃないかと思います。 やっている最中はリストラティヴ(リラックス)・ヨガほどリラックス出来ませんが、終わったあとの感覚は、リストラティヴに近いものがあります。

実は先週から腰の調子が悪かった私。 トレーニング中もあまり良くなく、腰を反らせるポーズは殆どやらなかったのですが、逆に反らせて治った例もたくさんある、と効いて、いくつかやってみたんです。 それをやった次の日は、起きた時点で、うーーーん・・・やっぱりやるべきじゃなかったか?と思ったんですが、2日たったあと、ほぼ完全に良くなってました。 

勿論、もしかしたら治る時期だったのかもですが、1週間続いた腰痛がなくなって、ホッ。 

かなーーーり陰ヨガのとりこになっている私ですが、皆さんにもこの快感(ちょっとM的な快感ですが・・・笑)味わって頂けたらと思ってます♪
by takusukila | 2011-06-21 12:49 | ヨガ

1986年渡米。2001年にヨガに出会い、そして2004年7月7日、最愛の拓と暮らし始めました!  http://masako.yoga

by takusukila