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ニューヨークでのヨガ生活

OM Yoga ティーチャー・トレーニング in 東京! vol.2

ヨガブログをやっていると(え!?このブログ、ヨガブログだったの?っていうつっこみは無しでお願いします)、コメントやメール、直接お会いして聞かれる事が、「どこのティーチャー・トレーニングがお勧めですか?」という質問。 

これって、本当に相性があるので一概には言えないのですが、やはりOM Yogaを勧める事が多いです。 

ただ、日本から参加される場合に問題なのが、語学力。 NYで行われるティーチャー・トレーニングは全て英語です。 正直、内容はかなりレベルが高く、一般英会話が出来る程度の英語力では難しいかも。 哲学や解剖学と言った内容を、ただ読むだけでなく、ディスカッションしたり、人前で発表したり、教えるためのトレーニングなので、必ず教える練習も入ります。 読むのは得意でも、聞いたりしゃべったりは、日本から来てすぐに参加される人には厳しいものがあるかと思います。 

そんな中、ヴィンヤサヨガの本場とも言えるNYのOMヨガのトレーニングが東京で、通訳付きで受けられるのって、素晴らしい企画だと思います。 NYでもシンディから直接トレーニングを受ける機会は少ないのでなおさらです。 

先日OMの創立者兼ディレクターであるシンディとお話する機会があったので、ちょっとインタビュー風に書いてみちゃいます。

M: いつからヨガやってるんですか?
C: 1972年からよ。

M: 教え始めたのは?
C: 1976年。

M: ヨガを教えるにあたって、一番好きな事は?
C: 人! 生徒さんがヨガを好きになって、そして自分自身の事を好きになっていくのを見るのが何より一番嬉しいわ。 自分の事に関して言えば、パジャマみたいな格好でお仕事が出来ること(笑)。そして、何となく秘密のクラブみたいじゃない? 普段は皆色んな職業についてて、近しい友達でもその人が頭で立ったり、腕でバランスを取ったり出来るなんて知らなかったりするでしょ? それがとっても新鮮だわ。

M: 教えてて難しく感じる事は?
C: 教える事自体ではないんだけど、教える事が忙しくなってくると、自分の練習時間が少なくなる事かしら。

M: 日本についての印象は?
C: 大好き! とにかく全てが好きだわ。 行く度にどんどん好きになってる感じよ。 文化やアート、デザイン、感受性・・・本当に大好き! そして生徒さんたちは学ぶ事に熱心で尊敬の念を持ってくれてるのが分かるわ。 何よりハートがオープンね!新しい事に挑戦するのを恐れてないし、学んだ事を自分なりに消化して自分のものにしているのが素晴らしいと思うわ。

M: OM Yogaのティーチャー・トレーニングが他より群を抜いて素晴らしいと言われる理由は?
C: まず教える事を教わるトレーニングなの。 勿論自分のプラクティスがより深くなり、自分自身が著しい成長を遂げるのも、このトレーニングを受ける事によってもたらされる恩恵だけれど、教える事に関してプロを育成するためのトレーニングなので、終了と同時に自信を持ってヨガを教える事が出来るようになるわ。 OMのシークエンスはシークエンスがとてもクリエティヴなので、クラスをどのように構成していくか、というのを学び、自分のクリエティヴさを生かせるトレーニングでもあるの。 そしてOMの修了証は、世界中で通じるのよ。

M: OMのスタイルはヨガと仏教の教えをブレンドしてますよね。それがNYで大人気の理由の1つだと思いますが、どうしてそれが良いのかしら?
C: 心と体は切り離せないでしょ。 仏教の教えで心を、そしてヨガの教えで体を健康にすることで、幸せを得られると思うの。 ヨガを通して体を動かすことで、色んな感情が表面化してくるでしょ? 恐怖感とか、嬉しさとか、苛立ちとか、悔しさとか・・・。 全ての感情は体の中に溜められてると思うの。 体なしの幸せはありえない。 ヨガで体を動かして、仏教の教えで心を動かすの。 ヨガも仏教も、道を拓くという事。 感情と向き合って、自分に対して慈悲の心を持つことで、人に対しても同じように感じられるようになるわ。 心と体をつなぐことで、自分が完璧ではなくても、ポジティヴな感情を養っていけると思うの。 

M: OM Yogaのティーチャー・トレーニングを受けるには、いくつかの規定がありますよね。 その規定に沿わない人(例えば逆立ちが出来なかったり、ヨガ暦が浅かったり)がいたり、また規定には沿ってても、受けるのを躊躇したりしてる人もいると思います。 そんな人たちにメッセージはありますか?
C: 勿論ある程度ポーズが出来るのは大切だけど、もしポーズが出来なくてもあきらめないで。 トレーニング中に出来るようになる事も多々あります。 ヨガ暦が浅くても、やりたい!と思う気持ちが大切。 ちょっと迷いがあるようだったら、私に直接メール(cyndiあっとomyoga.com)で連絡してもらうか、英語に自信がない場合はカズミ(TYGのマネージャーさん)に相談してみて。 

M: 年齢を気にしている人にメッセージあります?
C: 去年のティーチャー・トレーニングでは50歳代の女性もいたのよ。 とても素敵な人だったわ。 年齢は本当に関係ありません! 

M: ティーチャー・トレーニングを考えてる人へのメッセージは?
C: 思い立ったら吉日! やりたいと思ったら是非チャレンジしてみて。

M: ところでヨガ以外に好きな事は?
C: 編み物や縫い物、刺繍やクラフトが大好き。 そして勿論、愛犬のリロイ! 読書も大好きで常に2~3冊読んでるわ。kindleは旅行には欠かせないわ。

M: 好きな食べ物は?
C: チョコレート! あとジェラート! そしてコーヒーも大好き!

M: 好きな色は?
C: ピンク♥

M: 星座は?
C: しし座よ。

M: 今日はキャッチアップ出来てとっても楽しかったです~。 ありがとうございました!
C: こちらこそ、ゆっくりしゃべれて楽しかったわ。 またクラスでね!

とまぁ、こんな風にインタビュー風に書き上げましたが、実際にはOM Yogaのリビングルームで、私はソファで胡坐をかきながら、抹茶ラテ片手に雑談してたわけです(笑)。

お話のあとで、スナップショット♪
OM Yoga ティーチャー・トレーニング in 東京! vol.2_b0052192_11175687.jpg

ティーチャー・トレーニングのほかにも、指導者向けワークショップや彼女が旦那さまと一緒に教えるヨガ・ボディ・ブッダ・マインドなど、単発ワークショップが東京と大阪で行われます。 

私自身の体験から言うと、OMでのトレーニングはそれがきっかけで色んなドアが開かれたように思います。 教える事に対しての自信がそうさせたのかもですが、内容も初心者から上級者まで教えれるように、応用が利きます。 そして何と言っても楽しい! 最終実施試験(実際にクラスを教える)時もそうでしたが、あがるというよりは、ワクワクする感じ。 クラス構成を考えるのも楽しいし、それを実際に人とシェアできるのが、ホントに楽しいです。 

日本にいる皆にも、是非このOMの楽しさを味わってもらいたいなーと思います。 TTだけなく、ワークショップやクラスに行かれる方、是非感想をお聞かせくださいね♪
by takusukila | 2011-03-01 11:16 | ヨガ

1986年渡米。2001年にヨガに出会い、そして2004年7月7日、最愛の拓と暮らし始めました!  http://masako.yoga

by takusukila